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1Q84(BOOK3(10月ー12月)) [ 村上春樹 ]のレビューは!?

30代 女性さん
BOOK1,2を読み終えたとき「続きなんてない方がいい。ここで終わった方がかっこいいんじゃないか」と思っていました。BOOK3を読了した今、その考えに変わりありません。ただ、「これも新しい村上春樹なのだ」といわれると納得できないことはありません。<3>はひたすら内省的です。牛河が登場することで読者からみた客観的な視点が差し込まれています。解説的というか。そういった構成に「なるほど」と思うか、「必要ないかも」と思うかどちらかじゃないでしょうか。<3>が発売されたことでうまくまとまった感ありです。わたし個人としては、まとまらなくてもよかったんじゃないか、あの勢いのまま突っ走って終わらせてもよかったんじゃないかというのが正直な感想です。 ちなみに、青豆のファーストネームが、ファミリーネームに比べて、きわめて一般的なのが印象的でした。 わたしの中では「1Q84」は村上春樹作品で1,2位を争っていましたが、<3>の登場で、2位に位置づけられました。1位は言わずもがな「海辺のカフカ」です。

30代 女性さん
普通に買っても、ここで買っても内容や表紙とかは一緒。配送に1〜2日ほど待つけど、ポイントがたまってお得だし、自宅のポストに入っているし、便利です。

30代 男性さん
村上春樹らしい作品です。読み進めていくと最後までが楽しみでなりません。こういった作品の新作,また期待しています。

40代 男性さん
某宗教団体をイメージさせるような内容ですが、惹きこまれていきました。

40代 女性さん
1Q84は村上春樹さんの小説の中では、比較的わかりやすくて、村上春樹さんに長編から入る方にはすっごくおすすめの本だと思います。そして、きっと読み終えた後、月をみたくなる。 村上春樹さんの文章にはリズムがあって、軽くステップをふむ様に読み進む事ができます。でも、内容は何か不可思議でわかりにくいし、最後に読者をどこかに置きっぱなしにしていってしまう。というのがいままでの村上春樹さんなのですが、1Q84はそのなかで例外的に、比較的わかりやすくて、私たちをおきざりにはしません。 それにしても、世界で二十以上のことばに訳されている村上春樹さんの小説のこの親父ギャグのような1Q84をどう訳すつもりなんだろう。。。 これを読んで、村上春樹いい!!と思った方は是非、ノルウェーの森、スプートニクの恋人、海辺のカフカを、この順番で読んでみてください。これは彼の”森”三部作だと私は思っています。それで完結かと思っていたら、1Q84が出ました。今度の森と主人公の関係はいままでと違います。そして最後に勇気をくれます。 1Q84はなんとなく、Star Wars がepisode IVから作られたのを思い出させます。この1Q841-3はStar Wars episode IV-VI でこのあとI-III(いやノルウェーの森ーの3冊がI-IIIだったのかもしれないけど)と(Star Wars で実現しなかった)VII-IXがでたりして。考えすぎかな。 とにかく面白いので是非、読んでみてください。きっと月をみたくなります。月はいつも同じ面を私たちに見せています(なぜかはWikipediしてください)。地球を愛しているのかもしれない。でももしかしたら、監視しているのかも、しれない。

40代 男性さん
☆ この作品に関する「風潮」は,非常に興味深く感じています。卑しくも「文芸評論」を生業としている筈の人々が,まるで与えられた「攻略本」を手にしながらオールクリアしたゲームの感想をブログに書き散らして(書いた本人は「ゾロアスター(ツァラトストラ)がどう言ったのか」を得意げに語っているかのようで実に興味深い)いるかのようです。 ☆ 物語と立ち向かう資格のない人々の「ノイズ」共から遠く離れて,ただ独り,立ち向かい給え。

年齢不詳さん
機会がなくなかなかbook3を手にすることができませんでしたがようやくここへ来て手に入れることができました。楽天の新規加入ポイントを使わせていただきました。年末年始は読書に没頭したいと思います。

30代 女性さん
2巻の最後で「え〜〜?!」という気持ちのまま終わっていたので、3巻を読むのを心待ちにしていました。新たな展開に、ほとんど一気に読んでしまいましたが、また次を読みたくて仕方ありません。 たくさんの物語が絡まっており、もう一度1巻から読み返してみるとさらにこの物語の深さを知ることができます。 青豆と天吾の関係を自分と昔好きだった人に重ねたりして・・・

40代 男性さん
村上春樹ファンにとってはたまらない一冊だと思います。今、全体の五分の一位を読み終えています。前作までは主人公(男、女)二人の章だったのですが、今回から怪しい調査員が加わって三人の章になり少し期待している半面「もう飽きたかな?」という面もあります。(こういうストーリー展開は世界の終りとワンダーランドだったからでしょうか?)願うのはまた続くみたいな終わり方にならないことだけです。でも、book4が出たらまた買ってしまうでしょう。

30代 男性さん
■数値的な感想を言えば「5個満点の星2.5個だった前作」から、本作を通して「1Q84という作品は星3.5個」という印象です。ぼくは面白かったです。1995年以降の「コミットメントの時代」(阪神大震災・地下鉄サリン)の作品群では一番良かったです。 ■青豆と天吾の2軸構成だった前作から、本作は牛河のストーリーラインが追加された3軸展開での作品でした。『海辺のカフカ』で、これまでの村上春樹さんの文学的な世界観が行き詰まったものの、『アフターダーク』という佳作を通して「三人称の小説」という新しい足場をしっかり築き、本作でそれを獲得・展開した。こんな印象をざっくりと抱きます。